前にも述べた通り、お宝集めをする際には、敵種族に細心の注意を払うべきである。

基本として、狙う敵の属する系統のシンボルと接触すべきである。
しかし、狙うシンボルが見当たらないのでは、話にならない。

そして、特に人間系と悪魔系のシンボルは、イベントクリア後に消滅するものが多い。
クリアする前に狙うべきか、クリア自体を引き延ばすか。似たようなものかもしれないが。
また、試行回数の多さを考えるならば、すぐ戦える場所に配置されていてほしいものである。

もちろん、たまたま出会った一体のシンボルの近くでセーブして、
リセットで再挑戦しつづける方法もある。これなら結果として総戦闘回数も増えない。
ただし、コマンド入力のパターンを適宜変えていかないと、ハマリ感に襲われやすい。注意。
＜２代目書記官こっそり補足＞
ハマリ感ではなく、実際にハマる。
感覚で感づく辺り、流石は隊長といったところである。

これらの点を考慮して、私がよく用いていた場所は、

●悪魔系
ゴブリンの穴（入ってすぐ右側に配置）→マジシャン

●人間系
ハクロ城（正面に２体配置）→ドクター
テレルテバの塔（踊り場に配置、画面切り替えで復活）→ブラックレギオン

他の系統は、常に出現するマップも多いので、さほど神経質になる必要もないだろう。

この時期のアイテム集めが、最も苦労するのではないだろうか。
（というか、このページに大変なものを集めただけかもしれないが（笑））

先に挙げた、スペクターソード・ウインクキラー・ マジックハットなどは、
ここで入手しないことには、二度と拝むことができなくなる。

この段階での目標はイベントと直に係ってこないため、
残りのイベントについては終盤編にまわす。

とにかく、この段階での戦闘は、できるだけ早く終わらせることである。
アイテム入手のチャンスは戦闘終了後のみなのだから、ひとつでも多くの戦闘をこなすべきである。
よって、ここでの戦い方の解説は、早く倒すことを第一に考えて書いてみた。
戦闘回数の増えすぎには留意し、適度にリセットを掛けながら挑戦すること。

さて、個人的には最難関と思っている、デュラハンからのお宝獲得である。

まず、この敵は出現時期における出現確率が、あまり高いものではない。
なかでも、姿形の似通った（そうでもないか）ノスフェランに邪魔されやすい。

その上、手に持っている首を用いた（らしい）回避行動をとることが多く、
防御効果を受けやすい「線斬り」などはあまり効果を発揮しないので、倒しにくい。
アンデッドだから「黒点破」「皆死ね矢」なども効かない。
浄化系の「退魔神剣」などは効果的だが、それでも１ターン瞬殺は難しいであろう。
といって、楽勝できるほどにパーティを鍛えれば、デュラハンは出現しなくなってしまう。

様々な意味で、手間のかかるモンスターなのである。
そこに追い討ちを掛けるように、こいつは白手袋・スペクターソードと、
限定品を２種類も所持している。
最低でも２度お宝を落とさせなければならないのである。
・・・だが、２回でこれらが１つずつ手に入るなどという幸運は、期待してはいけない。
殆どの場合、白手袋の山が築かれることであろう。

主な出現場所：
ゴブリンの穴、サイフリートの砦、子供と子ムー、氷の遺跡など多くのダンジョン

次に、ウィズゴブリン。
戦闘回数は、デュラハンが出る時期から見れば、かなり増えてからの登場である。

有翼系なので、その辺のフィールドで会うことが可能である。
編成傾向としては、同種２体、または１体＋他種１体といった形をとる。

速攻で倒すには、HPがかなり高い。
即死攻撃を活用してケリをつけるのがよいだろう。
ロマサガ３のような、一部の即死技で倒した敵からアイテムが出ない現象は心配無用である。

目当てのウインクキラーは落としにくく、ゴブリンソードが落ちやすい。
デュラハンの白手袋に比べ、やる気を削がれること請け合いである。

フォージウィルムが出るほど戦ってしまうと、おそらく出現しなくなるはずである。

主な出現場所：
ステップ、サバンナ、サラマットなどフィールド、チカパ山など屋外ダンジョン、沈んだ塔

マジシャンも、狙わねばならない敵のひとつである。
出現は、前二者の中間ぐらいの時期になるはずである。

それにしても、とにかくマジシャン自体出にくい。
（出現するはずの時期の対悪魔系戦で、５０回以上連続で出なかったという話も聞く）
カルトだの青鬼だの ジョーカーだの、要らぬ邪魔が入りやすい。
ヒューリオンの出現回数が多いと、今後の出現は危ういだろう。
メインは２体出現であろうか。

強さ自体は、この時期の敵としては大したことがない。
体力吸収（か何だったか）で思わぬダメージを受けることに気をつける程度。

ここでも、マジックハットよりもスカルロッドが優先的に出てしまう。
逆に云えば、前の段階で無理に粘らなくても、ここで（イヤでも）取れるということである（＾＾；

主な出現場所：
敵拠点ダンジョンの多く（ゴブリンの穴、子供と子ムー、浮遊城など）

上の３種類のモンスターは、戦闘回数による敵レベルの変化に気をつけなければ、
遭遇することすらなく終わってしまう者たちであった。
その点、イベントで必ず登場するタームソルジャーは、見落とす危険は少ないであろう。
しかし、そのお宝は別である。

戦ううえでは、それほど嫌らしい攻撃もないので、こちらが割に弱い時期から戦える。
これと敵レベルの高さを利用して、早期ひらめきの師匠としても使用可能である（＾＾；

サバンナのシロアリイベント中に出現する、青い虫のシンボルは必ずこの敵を含む。
狙うなら、無駄なエンカウントを避ける意味でも、これを利用するべき。

ちなみに、マニアックガイドでは、モールを襲っていて動かないシンボルと戦闘しない限り、
重水の槍を落とさないらしく書かれているが、そのような事実はないものと思われる。
（開発武器である金剛石の槍を落とす方が不自然だ＜未確認）
＜後日訂正＞
入口入ってすぐの所の、青いシンボルから重水の槍をもらったとの報告がありました。
したがってそのような事実は無いということです。

重水の槍は、コムルーン火山を噴火させるならば、浮上島で手に入れることも可能である。

主な出現場所：
白アリの巣（他でもレベルにより出現する）

コンバットスーツを唯一持つ、マッドオーガ。
こちらは、敵レベルが最高値に達した後でも、僅かながら出現する。
じっくり狙っていってもよいだろう。

倒すことよりも、出現させる方に手間がかかる。
HPは少なくはないので、即死技を使う方が便利だと思う。
ベルセルク後の一発を、防御の弱いキャラが受けないようにすることだけ注意。

より高確率で、最強の帽子を落とす。
ひとつでも最強の帽子が出たならば、 マイティヘルム狙いはブラックレギオンからにすべきである。
トリトーンは、的にするにはあまりに効率が悪い。
もっとも、ブラックレギオンの出現場所が残っていればの話になるが。

挑戦中に、ビーストメアと遭遇することも多いはずなので、
スリッジハンマーをついでに頂いてしまおう。
早い段階でオーガやオーガバトラーを無理に狙わなくても大丈夫である。

主な出現場所：
獣人系の出現する場所すべて（他の敵もそうだって（＾＾；）

ドクターからは、セージロッドを奪う。
だが、浮上島で拾える状況ならば、無理することもないかもしれない。
それほど、入手条件は厳しい。

最高レベルでも、とりあえず出現はしてくれる。レベル１５だから当たり前だが。
しかし、まず単独出現はありえず（ヌオノ除く）、大抵の場合はミスティックなどとともに現れる。
このミスティックの何が始末に負えないかというに、
それは気弾でもコークスクリューでもなく（これらも怖いが）、マジックブーツラッシュなのである（笑）

人間系の敵の大半は、何らかのアイテムを落とすのだが、それがここで仇になる。
セージロッドの入手確率は、他の敵の落とし物に遮られ、非常に低くなるのだ。
もっとも、これを逆用すれば、ここでラーマから アースガード入手という副業も可能である。

ミスティック対策も考え、戦闘は全員全体即死技で片づけてしまおう。
威力ある全体攻撃ができれば、もちろんそれでもよい。

ドクターのハズレアイテムはとんがり帽子。
初期に苦労して獲った場合、泣くに泣けない。

主な出現場所：
魔道士の砦、地上戦艦、ヌオノ、ハクロ城、浮遊城など（ブラックレギオンと共通）

上記のドクターの項の続きのようなものである。

一応、マイティヘルムのために狙うわけだが、ブラックレギオンが必須というわけではない。
だが、マッドオーガのところで述べた通り、他にマイティヘルムを持つ トリトーンは、
どの時点においても非常に出現率が悪く、狙う相手としては適さない。
ひとつでよければ、後期型ノエルから狙う手もあるが、１戦毎に時間がかかり、能率はよくない。

さらに低確率で、ヴォーパルソードも落とす。
手に入ったら、すぐさま「殺人剣」を使ってやるのも面白いかもしれない（鬼畜）

主な出現場所：
テレルテバの塔、メッシナ鉱山、マイルズ地下（シンボルは獣人系）など（ドクターと共通）

更に、ジャンである。
攻略本記事では初期型ノエルしか持っていないことになっていた、フェザーブーツの持ち主だ。
この発見は、マニアックガイドの大きな功績のひとつである。

まず、常に単体出現である。最終盤でも出現することは間違いない。
しかし、同時期にセフィラス、マーリド、 火の精霊なども現れるので、効率はよくない。
この際開き直って、ウィルガードや太陽のローブ、 ワンダーバングルも視野に入れよう。
精霊系上位の敵は、単体にしては珍しく即死技も効くので、「黒点破」で葬るのもよいだろう。

ハズレは高級傷薬。うんざりである。

主な出現場所：
ルドン高原、魔女のほこら、沈んだ塔など様々

この中盤編は、中盤という名称ではあるが、
より具体的には、戦闘回数を重ねモンスターレベルが上がっていく過程での狙い目を書いた。

したがって、イベントとモンスターレベルアップを同時進行で進めていく場合、
次の「終盤編」を先に参考にした方がよい場合も、ままみられるはずである。
その点についてだけ、ご了承頂きたい。