ラピッドストリームに、霧隠れ、炎の壁、光の壁等の術法を併用すると、
以下のような「高等な能動的防御による持久戦」が可能になります。
- 攻撃される前に隠れる(霧隠れ、フェザーシール)。
攻撃される前に予防術法を使う(炎の壁、光の壁、ソードバリア等)。
まず霧隠れ戦法は、物理攻撃中心の強敵に有効な戦法です。
霧隠れは、ふみつけを除く全ての物理攻撃と一部の特殊攻撃を完全に回避できるため、ラピッドのウィークポイントをカバーできます。
レディホークを入手するまでは4人に水の術を習得させ、そのうちで術ポイントの高いキャラをなるべく後の方の順番に配置するようにしましょう。
皇帝を火専任にすることをお奨めします。
前半の技ひらめき&術レベル上げ用モンスターであるメルー砂漠の赤蛇サンドバイター
を相手にしたラピッド霧隠れの実戦例を、以下に紹介します。
- メルー砂漠ですから最初のターンは全員でHP回復します。ただし地裂撃を見切っていれば回復は不要です。
- 水の術使いは霧隠れで隠れます。火の術使いは地裂撃のダメージがあればそのキャラを回復します。
- 姿を現しているキャラは攻撃、そのキャラに順番が後の誰かで霧隠れ、別の誰かが攻撃を繰り返します。
攻撃も霧隠れ支援もしないキャラは、他の支援術か防御を選択します。
敵の目標は、姿を現しているキャラになりますが、敵の攻撃は、狙ったキャラが隠れているためミスになってしまいます(例外もあります)。
両端のキャラの霧隠れ支援負担を軽くするため、皇帝の両隣のキャラの術ポイントも有効活用しましょう。
サンドバイターでは、霧隠れに使う術ポイントが残っているうちは、技を使う必要は原則としてありません。
例外もありますが、一般に技を使わない方が新しい技をひらめきやすいのです。
ラピッド霧隠れは、多くの強敵に通用するため非常に重宝します。
隠れても無駄な特殊全体攻撃をしてくる敵でもマッドバイターが効く場合は、
ラピッド霧隠れの持久戦への切り替えが可能です。
また、エイルネップの塔の中のラッフルツリーに持久戦を挑みたい時なども、ラピッド霧隠れは完全にではないにしてもやはり有効です。
最後の予防術戦法
は、隠れても無駄な全体特殊攻撃をしてくる強敵に有効な戦法です。
炎の壁や光の壁は、毎ターン使用し続ける必要があります。
ラピッド炎の壁による持久戦が可能になれば、もはやワグナスの攻撃で恐ろしいのはサイコバインドだけになるでしょう。
また火竜や氷竜に対しては、ラピッド炎の壁に霧隠れを併用すれば、ふみつけ以外は無効にできます。
ラピッド光の壁は、クイック連発なしで正々堂々戦うための戦法です。
その他の竜(黒竜にはソードバリアも併用)、強化スービエ、強化ロックブーケ等々からラスボス(ソードバリアか金剛盾と、リヴァイヴァも併用)に至るまで、有効です。
以上で戦術論講座は終わりです。
能動的防御を自在に使えるようになれば、敵が強すぎて難しすぎるなどと感じるどころか、
雑魚敵のレベル上昇が遅く思えてくることでしょう。
本講座修了認定試験は、「あまり強化していないパーティーで、クイックなしで安全にクリアすること」です(笑)。
がんばりましょう。
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