<イベント> ゼミオで溶岩が越えられず、詩人のギターが手に入りません。

おそらく、よく挙げられる悩みだと思われますので、コムルーン地方の歴史学に先駆けてここで説明します。

まず、ゼミオの溶岩ですが、コムルーン火山がらみの最初のイベントで、アイスシードを使って溶岩を固めてから、後に火口の岩を崩すまで(ないし、噴火するまで)の間は、溶岩が流れてこないため、徒歩で通ることができます。

その他の時期にゼミオに来た場合、溶岩が流れていますので、町の中へ入るためには、あらかじめサラマットで石船を入手して、町の入口に居るサラマンダーにこれを設置してもらう必要があります。

ただし注意しなくてはならないのは、コムルーン火山を噴火させてしまった後では、新たにサラマットから持ってきたとしても、皇帝一行はこれを自力で設置できないために、向こうへ渡ることができなくなります。これは最重要です。

さて、詩人のギターを入手できる時期ですが、これは詩人の楽器イベントが始まりさえすればよいわけです。
詩人の楽器イベントを開始する条件は、サバンナでクィーンを倒した後、ユウヤンの酒場で一杯呑むことです。
これを行ってイベントが始まりさえすれば、詩人の足取りを順に追わなくとも、すべての楽器はしかるべき場所に行くことで手に入れられるようになります。
そして実は、噴火してしまった後でもゼミオの図書館だけは残っているので、石舟が浮かんでいれば詩人のギターは入手できます。
<通り掛かり様によるご指摘>

これらより、ゼミオに石舟を浮かべる時期は、アイスシードで火口を固める前がベスト、ということになります。

もし、石舟を浮かべずに噴火を迎えてしまった場合、以後の入手手段はありません。
したがって、イーリスを仲間にすることも、忘れられた町へ行くことも、雪の遺跡へ行くことも不可能になります。
対策としては残念ながら、それ以前のセーブデータが残っていればやり直すなり、諦めるなり、しかありません。
しかし、この状態は、厳密な意味でのいわゆる「ハマリ」ではないことには注意が必要です。

よく見かけるのが、浮遊城攻略に関する説明としての、「人力風起こしは一度使ったら壊れるので、イーリスを仲間にしない限り先に進めない」といったものですが、この説明には見落としがあります。
人力風起こしは、使用後はアバロンの倉庫に送られていますので、これを回収することで何度でも使用することができます。
(余談ですが、「壊れそうだ」とは云っていても、「壊れた」とは云ってないんですよね)

また、上記にかかわらず、他の七英雄をすべて倒しさえすれば、ワグナスとは浮遊城で戦う必要がありませんので、ゲーム自体の進行が妨げられるということはありません。
忘れられた町や雪の遺跡にしても、進行上は任意で訪れるべき場所なので、影響はありません。
(付随するデメリットは大きいですが)

ご自身のプレイの目的をよく考慮し、一からやり直すべきか否かの決断は慎重に行ってください。

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