陣形道場

技道場へ戻る  宮殿に戻る
 
戦闘を有利に進めるために、陣形の活用は必須事項です。
こちらでは、各陣形の特徴と有効な活用法を考えます。

5×5の方眼上に配置している(ゲーム中のフォーメーション研究班と同じ)ので、
戦闘中と比較した場合、キャラの位置に若干のズレが生じる場合があります。

※防御効果については、この他にも素早さ減少や、被攻撃率の変化があります。
(詳しくは外道王さんのサイトに調査結果がありますのでそちらを御覧下さい)

なお、新たな陣形の取得方法は
陣形を所有しているクラス(下記フォーメーション表参照)を皇帝にして、
アバロン宮殿1階技道場のフォーメーション研究班に話しかける

です。

 
- F o r m a t i o n s -
フリーファイト (開始時所持) 特になし
    
    
    
    
    
基本陣形。または陣形を組めなかったときの散開状態。
ダッシュ又は後方接触により隊列を乱された場合、
あるいは4人以下のパーティの場合、常にこの状態となる。

使用するメリットは特にないが、
ラピッドストリーム、ムー・フェンスの入手前段階での
横一列攻撃による被害を最小限に止めるために用いることができる。
モンスターの巣における、ゼラチナスマターの「電撃」対策として有効なはず。

インペリアルアロー インペリアルガード 素早さ(1345)
行動後防御(1345)
    
     
  
     
    
インペリアルクロスを改良した陣形であるが、改悪であるとしか思えない。
4人素早さボーナスは魅力的だが、囮役の3人目に行動後防御ボーナスがあるとはいえど、あれよあれよと云う間にLPが激減する。
コッペリアがいるならば盾にするのも一興か。

この陣形の使い道といえば、御供キャラの謀殺であろうか(爆)。
または、リリス&メドゥサを利用した味方技見切りが便利になる場合もある。
実戦で使うには、先頭に回避・カウンター技を使わせつづければ・・・どうだろうか。

鳳天舞の陣 軍師 行動前防御(1)
行動後防御(2345)
物理攻撃(2345)
   
     
    
     
   
方陣の中央に位置する皇帝が自ら囮を務める陣形。
しかし、大抵の場合は皇帝が最も硬いキャラであろうから、
さほどの危険はない。
行動前防御を発動させるためか、皇帝の行動は若干遅くなる傾向がある。

特筆すべきは、御供全員に攻撃ボーナスが付加されること。
術法使いも打撃系のストーンシャワー等で恩恵に浴するので、使わない手はない。
実は、アマゾンストライクにも引けを取らない破壊の陣形である。

稲妻 イーストガード 行動順固定(23451)
    
    
    
    
    
ジグザグに走る稲妻の如く、息もつかせず連続攻撃するための陣形。
先頭に立つ2人目の行動開始が合図となるため、
その素早さが全員の生死を分ける。

連続攻撃は便利だが、
皇帝の行動が最後に固定されているのがなかなか困りもの。
意図的に皇帝の行動を最後にしたい場合には使えるが、
そういう必要があるのかどうか。
結局はラピッドストリームに譲ることになろう。

デザートフォックス デザートガード 行動後防御(1)
物理攻撃(123)
素早さ(1)
    
    
   
    
    
砂漠の狐の群れにヒントを得たといわれる、攻撃重視型の陣形。
皇帝の戦闘能力を生かすことにおいては、
全陣形でもトップクラスの効果を持つ。

・・・のだが、アマゾンストライクと大差があるようには思えない。
むしろ、速攻に関して云えばアマゾンの方が便利ともいえるだろう。
というわけで、私はあまり使ったことがないです(笑)

アマゾンストライク アマゾネス 行動後防御(123)
物理攻撃(123)
素早さ(123)
    
    
    
    
    
密林でのゲリラ戦から生み出された、速攻突撃型の陣形。
容赦なく敵を叩き潰す戦法スタイルには欠かせない存在である。

この陣形は愛用者も多いようだ。速さと強さを兼ね備えていて、使い勝手はよい。
素早さも上昇するため、体術を使用するにあたっても絶大な効力を発揮する。
皇帝を主力とした攻撃を考えるならば、用意しておきたい陣形のひとつである。

ハンターシフト ハンター 行動後防御(23)
弓攻撃(1)
素早さ(23)
    
    
    
    
    
皇帝が前衛4人の隙間から敵を狙い撃つことを主眼に置いた陣形。
陣形そのものが、巨大な弓を模しているようにも見える。

弓(厳密には射属性を含んでいる)のみの攻撃ボーナスというのは、
どういったメリットがあるのか悩むところではある。
前衛4人を盾にする点はフリーファイト−1と共通するが、同じ理由で役に立たない。
総じて、使う機会は少ないものと思われる。

ワールウインド ノーマッド 行動後防御(123)
素早さ(123)
    
    
    
    
    
疾風の如く素早い動きで機先を制するための陣形。
前衛2人は通常よりはるかに早い行動が可能となる。

個人的には、忘れ去られる陣形の筆頭だと思っている(笑)
先制重視ならば当然使うのはラピッドであろうし、
この陣形は後ろの2人の有効な用い方に困る。
結局覚えてそれっきり、ということになりがちである。

ホーリーウォール ホーリーオーダー 特になし
    
    
    
    
    
皇帝を含む前衛3人が文字どおり「壁」となり、後衛2人を守る陣形。
後衛の2人は敵の攻撃目標にされにくくなる。

マニアックガイドでは「フリーファイトより使えない」とこき下ろされている陣形。
パーティの編成上は、こういった布陣が合理的であリ、有効であるケースはあるように思われるが・・・。
実際には防御効果がないという疑いもあり、私もやはり使っていない(笑)

補足:
TNさんによる調査の結果、 やはりホーリーウォールに防御効果はないらしいです

パワーレイズ 海女 術法攻撃(1)
行動後防御(45)
    
    
    
    
    
味方の術法パワーを皇帝に集中させ、術法攻撃力を上げる陣形。
といっても、パーティキャラが術法使いであるか否かは特に影響を与えない。

ハンターシフトにもいえることだが、強化対象が皇帝固定である点がネック。
そして何より、パワーレイズは海女加入の時期と相俟って入手し損ないやすい。
こうした事情もあり、あまり使われないのではなかろうか。
なお厳密には、皇帝の状態変化属性を含む攻撃がボーナス対象らしい。

ラピッドストリーム 武装商船団 先制行動
行動後スタン
行動順固定(12345)
    
    
    
    
    
敵に先んじることをすべてとして編み出された陣形。
それゆえ、他に一切の陣形ボーナスを受けることがなく、
また行動後の守備が非常に甘い。

致命的なガードの甘さは、「ラピッド光の壁」などの補助術作戦で補いうる。
戦法により、最早禁じ手と呼ばれるくらいの有効性を誇る、最強の陣形である。
ただし先制こそすれど、素早さは半分として扱われるため、体術を使うのは得策ではない。

ムー・フェンス サイゴ族 遅延行動
行動前防御(12345)
行動順固定(12345)
    
    
    
    
    
ムーの群れが柵状の隊列で進む姿に着想を得て生まれた陣形。
徹底防御と反撃攻撃をコンセプトとする。

ラピッドストリームの対極に位置する。といって、決して使えないわけではない。
打撃中心で攻撃力の高い敵に対するのに用いるのが、
最も一般的かつ有効な使用法である。
一方で、状態変化攻撃の得意な敵との戦いでは命取りになりかねない。

龍陣 格闘家 行動順固定(12345)
    
    
    
    
    
水龍の流れるような動きを取り入れた陣形。
連続攻撃と、龍頭の位置に構える皇帝の攻撃力に特徴がある。

この陣形の真価を引き出すには、皇帝に一定以上の腕力と素早さが要求される。
しかも、敵の攻撃もそれなりに集中するので体力も求められるとなると、
自ずと適任者は限られる。

フリーファイト−1 シティシーフ 物理攻撃(1)
素早さ(2345)
行動後防御(2345)
    
    
    
    
    
フリーファイトを改良し、皇帝が一歩退いた陣形。
皇帝を守るという消極的戦術としてだけでなく、皇帝の強力攻撃という積極的側面も併せ持つ。

極端な話、鳳天舞の陣の逆の発想に基づく。
前述のとおり、皇帝は継承によってHPが高めであり、特に守る必要はないはず。
守備力が高くならない宮廷魔術士皇帝なら・・・と思っても、攻撃ボーナスが無意味。嗚呼。

インペリアルクロス (開始時所持) 行動後防御(3)
行動前防御(2)
    
     
  
     
    
バレンヌ帝国伝統の戦闘陣形。攻防一体のバランスを誇る。
帝国重装歩兵は、この陣形の囮役のために存在するかのようである(^^;
初期において戦術の要となる陣形である。

両翼の守りにはやや難があるので、レオンパーティではテレーズを初期装備のまま置かないこと。
心なしか、この陣形の後列に位置するジェラールは、本来の素早さを発揮できないようである。

 
<番外>
ゴブリンアタック
(通常修得不可能) 詳細不明
    
    
    
    
    
エンディングに何の説明もなく登場し、様々な憶測を呼んだ「謎の陣形」。
どうやらデータは存在するが、修得方法が存在しないというのが真相らしい。
アバロン襲撃のゴブリンがこの陣形を用いることから、何らかの関連が推測されるが・・・?
いずれにせよ、名前から推して効果は期待できそうにない。

余談だが、同じくその存在を噂された陣形「コッペリアガード」は、ガセネタだったらしい・・・(^^;

 
- W h a t ' s B e s t ? -

・・・となると、やはり最高のパフォーマンスを誇るのは、 ラピッドストリームであることに異議はないだろう。
各所でのハクゲンさんの解説にある「ラピッド光の壁」「ラピッドソードバリア」など補助術との併用で、
最大の弱点である防御の脆さをも克服し、状況として考えうるすべてに対応可能である。
厄介な状態変化攻撃と強力攻撃を併せ持つラスボスにも、最も有効なのはこの陣形である。
ここまでくると、「禁じ手」「反則技」と云いたくもなるが、クイックタイムに比べれば何程のこともない。

しかし、このゲームでいくら雑魚敵が強いとはいっても、一定以上の力を身につけたパーティにとっては、
一瞬でも早く敵を片づけることの方が重要になる場合もあるだろう。
この点で、攻撃力ボーナスを全く得られないラピッドストリームは、相手にもよるが必ずしも有利とはいえない。

そこで注目したいのが、アマゾンストライク 鳳天舞の陣である。
前者は前中列の3人に攻撃力・素早さのボーナスが付与され、
速攻で大ダメージを与えるにはもってこいである。
素早さに威力が依存する体術を用いるにも適し、
皇帝がこの陣形で「千手観音」を放てば強烈な威力を発揮する(らしい)。

後者は、攻撃力ボーナスを受ける人数の点で、皇帝を除く4名と最多を誇る。
強力な技を揃え(「かめごうら割り」をうまく絡ませ)れば、大抵のドラゴン・龍ごときは1ターンKOである。
・・・というか、私が単に鳳天舞愛用者だったりするだけでもあるが(笑)

余談だが、私の場合、序盤を除いては、以上3陣形と ムー・フェンスぐらいしか使った覚えがない。
どうにも使える、使えないの差が激しいようである。
だが、あえて使えない陣形と苦難を共にするのもまた一興・・・かもしれない。

このページのトップへ