歴史学各論・ナゼール編

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ダンターグの法則:(原案)激弱軍師白王 (改稿)ハクゲン
各イベント説明:天晴
地域概要

●統一するには・・・
ルドン地方を制圧すると、ティファールの民家の老婆がアクア湖の話をするようになるので、それを聞いて「ルドン高原」をルドン地方の地域マップに出す。
高原を南南西方向へ徒歩で突破すると、「サイゴ族の村」に到達、ナゼールのイベント群を開始できるようになる。
(南ロンギットからのナゼール初来訪は、詩人イベントによっても無理なので結局できないようだ)

ナゼールでは、まずサイゴ族の村の柵の中に居る禿げかかった人物(村長らしい)に、トバとの交易ルートがモンスターに遮られたという情報を聞く。
すると地域マップに「東のダンジョン」が出現するので、ここのボスを退治。
これで交易ルートが回復し、南ロンギット・トバへマップ移動することが可能になるが、まだナゼールは統一できない。

さらに統一を目指す場合、東のダンジョンクリア後はサイゴ族の村の子供(どちらでもよい)が、南の遊牧サイゴ族の話をするので、これを聞いておく。
地域マップに「ムーの越冬地」出現。
越冬地中央にいるリーダーらしき男(いわゆる「サイゴ族」のエイリーク)と話すと、南のモンスターがムー移動の妨げになっていることが判るので、
「手助けする。」か、「とりあえず場所だけ聞く。」のどちらかを選んで「南のダンジョン」を地域マップに出す。(選択はどちらでも差し支えない)
1階層目に「スプラッシャー」と11万クラウン、3階層目に15万クラウンがあるので回収。ボスは3階層目にいる。
ボスを倒し、越冬地に戻ってエイリークと話すことでエリア統一。

●その後
東のダンジョンクリア後から、サイゴ族の村の村長は「海風貝」を1000クラウンで売るようになる。海の主と平和的交渉がしたいのならば入手しておくこと。

ナゼール統一後は、全体マップでの地域選択が可能になるのに加え、アバロン新市街の建設前提条件のひとつを満たしたことになる(他はコムルーン島とヤウダの統一)。
また、帝国大学建設(5地域)、インペリアルガード結成(9地域)の前提条件にも当然カウントされる。

統一後には、遊牧系サイゴ族は「ムーの越冬地」と氷海の「ムーの住みか」との往復を始め、皇帝も地域マップに表示される「ナゼール海峡」を徒歩移動することで氷海マップに入れるようになる。
サイゴ族移動は、リーダーに話しかけた後で越冬地なり住みかなりを出るたびに行われる(イベントが発生・進行していない場合)。

他に、以下のイベントが発生する。

●詩人のどうくつ
ヤウダ地方関連で始まる「詩人の楽器入手」イベントの一過程。
最低でも東のダンジョンクリア後(でないと子供は「ひもじいよー」しか言わない)、このイベントが開始してから、サイゴ族の村で子供から話を聞くことで、「詩人のどうくつ」がマップ表示される。
どうくつ内には、クリア目的となる「詩人のフルート」の他に、「トアマリンの斧」、「ランサー」、18万クラウン、25万クラウンが各々入った宝箱が存在する。
ボスも存在する。

●サイゴ族の子供救出
統一後、「ムーの住みか」にて氷の遺跡をマップに出現させた後、「ムーの越冬地」にいるサイゴ族と話した場合に発生する。
(したがって、後述のダンターグ関連を参照するにあたっては、子供と子ムーに入れるのは実際には東・南の2ダンジョンクリア後のみであることに注意)

なお、このイベント発生中は、サイゴ族が「ムーの住みか」へ移動しなくなるほか、アバロン新市街においてでなければサイゴ族をパーティに加えることができなくなる(未建設の場合はイベントクリアまで不可能)。
余談だが、この時に仲間にするのを断ると、サイゴ族は「ムーの住みか」に移動してしまう。
これと同時に、「子供と子ムー」にいる子供と子ムー(笑)もいなくなるので注意!
(再度、サイゴ族を「ムーの越冬地」に移動させれば再出現します。)

イベントが開始すると、「子供と子ムー」がマップ表示される。
迷子と子ムーの居る場所へは、5階層の移動を要するが、正しいルートは子ムーの鳴き声のSEが手がかりとなる。なかでも、3階層目の次への階段が見つけにくいので注意(左右に伸びた通路の、下側の壁沿いを歩けば見つかるはず)。
5階層目には、まだ倒していない限り、七英雄・ダンターグが必ず出現する。詳細は後に譲る。

学生注目!!

長らく謎のままであった、ダンターグの進化・出没条件と、ナゼールの各ダンジョンのボスとの関わりほぼ明らかになりました。
以下に詳しい解説を頂きましたのでどうぞ。

 
ダンターグの進化・出没法則
<ダンターグ出現の基本法則>

ダンターグは、子供と子ムーの洞窟を本拠地としています。
さらに「時代の経過」に応じて、東、南、詩人の各洞窟に合計3回まで遠征を行います。

ここでいう「時代の経過」は、具体的にはヒラガの世代が関係しています。
各遠征は、ヒラガの世代が「6世代進んだとみなされる」度に、東、南、詩人の順番で実施されます。
「本拠地で5世代過ごして遠征」のサイクルという見方もできますね。)

この順番は、入れ替わることはありませんが、1回目が東、2回目が南、3回目が詩人、と決まっている訳ではありません。
遠征が合計3回に満たない場合や、同一箇所に複数回ある場合もあります(詳細後述)。
3回目の遠征以降は、どこであっても、もはやヒラガの世代経過によって出現場所が変わることはなくなります。
(遭遇戦闘しない限りはずっと同じ遠征先にいる、ということです。)

ダンターグは、遠征1回につき、遠征先の各洞窟で、1段階ずつ進化していきます。
遠征は小ボスを吸収して進化するため、と解釈できるでしょうか。

なお遠征前後の各小ボスの変化は、以下の通りです。

遠征前遠征後
東のダンジョン
悪魔
南のダンジョン
爬虫両生
精霊
詩人のどうくつ
獣人
<ナゼールイベントクリアによる影響>

既にクリア済みの(小ボスが倒された)候補地には、もはや遠征は実施されません。

また遠征前の次回候補地をクリアすると、次回候補地は変更され、ヒラガの世代経過判定は数え直しになります。

次回候補地が南の時に、詩人を先にクリアすると、後々の詩人への遠征はなくなりますが、次回候補地と世代経過判定はそのままで変わりません。

遠征後の候補地であれば、クリアによる影響(候補地変更・世代数え直し)はありません。

<ダンターグが東のダンジョンで1回目遠征を終え、
現在は南のダンジョンを狙っているときに、小ボスを1匹退治すると>

クリア地点ダンターグの動き
東のダンジョン
変化なし
南のダンジョン
2回目の目標は詩人のどうくつに変更、年代も数え直し
詩人のどうくつ
2回目遠征予定は変わらず(南へ予定通り)、3回目はなくなる
<遠征を待つ(遠征が済むまでクリアせずに残しておく)場合>

ヒラガの世代とダンターグの出現の関係(遠征スケジュール)は、以下のようになります。

ヒラガダンターグの動き
3世(初期値)
子供と子ムーのみ
4〜8世
子供と子ムーのみ
9世(6代経過)
東のダンジョンに出現、第2形態に
10〜14世
子供と子ムーのみ
15世(12代経過)
南のダンジョンに出現、第3形態に
16〜20世
子供と子ムーのみ
21世(18代経過)
詩人のどうくつに出現、第4形態に

ここで例えばヒラガ8世から250年ジャンプすると、8世代経過して16世ですが、その間に挟まれた9世と15世の2点で、計2回の遠征が実施済みになっています。
このように遠征の世代に該当せずにすれ違いを続けていても、遠征を待つ限りにおいては、スケジュールはずれることなく進みます。

<遠征を必ずしも待たない場合>

組み合わせの数としては、遠征候補地を、
1ヶ所だけ待たずにクリアする場合が、3通り、
2ヶ所待たずにクリアする(1ヶ所しか待たない)場合も、3通り、
3ヶ所全部待たずにクリアする場合が、1通り、となります。

ケース詩人
0
待つ
待つ
待つ
1-a
待たない
待つ
待つ
1-b
待つ
待たない
待つ
1-c
待つ
待つ
待たない
2-a
待たない
待たない
待つ
2-b
待たない
待つ
待たない
2-c
待つ
待たない
待たない
3
待たない
待たない
待たない

(「待たない」=遠征前にクリアする)

遠征スケジュールのずれは、候補地を遠征前にクリアする時期によって左右されます。
例えばヒラガ3〜8世のいずれかの時点で、東を先にクリアすると、
1回目の遠征は、南で、東クリアの時点からさらに6世代先になります(8世時にクリアすれば14世時に遠征)。
しかしさらに、南も遠征前にクリアしてしまうと、
1回目の遠征は、詩人で、南クリアの時点からさらに6世代先になります(上記に続き、13世時にクリアすると19世時)。

<ダンターグと遭遇戦闘敗北(退却or皇帝戦死or全滅)した場合の特例>

ダンターグは、遭遇戦闘しなければ、同じ候補地に2度3度現れることはありません。

前述の遠征を待つ場合の例で言えば、9世の時点で東に来ているのを確認傍観放置して年代ジャンプすると、ジャンプ後は子供と子ムーか南で、もう東はないという訳です(遠征世代を飛ばして年代ジャンプしたのと同様)。
また、遠征を待たない場合の例で言えば、東と南の2ヶ所を先にクリアした状態から、詩人に1回目の遠征を実施して遭遇戦闘なく本拠地に戻ってしまえば、後はもうありません。
しかし遭遇戦闘敗北(退却or皇帝戦死or全滅)すれば、同じ候補地に2度3度現れることがあります。
遭遇戦闘敗北して画面を切り替えると、ダンターグは本拠地に戻り、遠征前の小ボスが復活している、という状態になります。
このケースは複雑です。

まず遠征自体は、実施されたとみなされ、遠征回数に数えられます。
従ってダンターグは進化します。
しかし次回の遠征は、待つのならば、前回と同じ候補地で、6世代先ではなく5世代先です(詩人の特例あり、後述)。
前回と同じ候補地になるのは、遠征前の小ボスが復活したためです。
この小ボスを先に倒すと、候補地は(まだあれば)変わり、数え直しになりますが。
ではもう一つ、なぜ6世代先ではなく5世代先なのでしょうか。
これは、「本拠地で5世代過ごして遠征」のサイクル、という見方をすれば解り易くなります。

今、9世で東に来ている、と仮定しましょう。
ここで遭遇戦闘しなければ、次は15世の時に遠征で、その間10〜14世の5世代は本拠地です。
しかし遭遇戦闘敗北してしまうと、9世でも東から本拠地に戻ってしまいます。
すなわち、9〜13世で5世代本拠地とみなされるため、次は14世で遠征になるという訳です。
15世以降になると、候補地は(まだあれば)変わりますが。
年代ジャンプを14世の世代に合わせられれば、東で2度目を確認できます。
そこからさらに遭遇戦闘敗北すると、次は19世以降で東の3度目、となりますね。

先に基本法則のところで、3回目の遠征以降は、どこであっても、もはやヒラガの世代経過によって出現場所が変わることはなくなる、と書きましたが。
3回目の遠征以降でも、遭遇戦闘敗北ならば本拠地に戻ります。
ただし遠征回数はやはり合計3回までなので、遭遇戦闘敗北でも4回目はありません。

<詩人の特例>

ダンターグは、故郷と新市街地の両方で存在を確認できるクラスと同様に、詩人への遠征中は詩人と本拠地の両方で存在を確認できます。
詩人で遭遇戦闘敗北すると、詩人からはいなくなります。
しかし次回の遠征は、まだあって待つのならば、5世代先ではなく6世代先です。

例えば8世で南をクリアする場合から、詩人で遭遇戦闘敗北を繰り返すならば、

ヒラガダンターグの動き
14世
詩人に1回目遠征、このとき皇帝が遭遇戦闘敗北する
20世
詩人に2回目遠征、このとき皇帝が遭遇戦闘敗北する
26世以降
詩人に3回目遠征

すなわち、年代ジャンプを14世と20世に合わせられればよい訳です。
26世以降での遭遇戦闘敗北では、詩人からいなくなるだけで、4回目はありません。
なぜ5世代先ではなく6世代先なのかは、謎です。
詩人の場合は、遭遇戦闘敗北しても「詩人に遠征中」とみなされているのでしょうか?

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