戦術論講座:怒涛戦術論

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執筆:ハンニバル
攻撃力重視のゲーム進行について論じてみたいと思います。

ロマサガ2というゲームは基本的にはザコキャラが強いゲームです。
よって通常の戦闘でも戦略性がかなり問われます。
しかしながら、相手を倒すための手段の1つとして攻撃力で相手に勝るというのも考えられるはずです。
そいういった展開をするためにいくつかのポイントに分けて考えてみようと思います。
そのポイントとは

  1. 武器、防具の開発について
  2. 技の閃きについて
  3. 実際戦闘を行うにあたって

の3点です。これについてそれぞれ論じていきます。

 
1)武器、防具の開発について

まず、防具についてですが攻撃力がいくらあっても少なくとも相手の攻撃は受けながら戦わなければなりません。
ですから攻撃力とともにある程度相手の攻撃に耐えられる防御をしなければなりません。
しかし普通にある防具だけでは攻撃に専念することができるほどの防御力は期待できません。
そこで考えるのが
スーツの開発です。
スーツというのは
重鎧、兜、小手、足防具の全てが同じレベルで開発された後、ミラマーで買えるようになります。
これらは高い防御力に加えて炎耐性もあり非常に重宝します。
そこでまず序盤は兜、小手、足防具の開発を最優先しましょう
鎧は最初の段階で1つ開発された状態なので他を優先します。
盾やガーダーは発動しなければその防御力を発揮できないので後回しにしていいです。
帽子や軽鎧など後々必要にならなそうなものはむしろ無視した方がいいです。
そうすれば金額的にも時間的にも無駄無くかなりの防御力を確保して戦闘に臨むことができるわけです。

また、武器に関しても開発の優先順位を考えるべきです。
まず、早い段階で大きな攻撃力を期待できるのが
大剣です。
2番目に開発する
ツヴァイハンダーの威力は高く、必ずパーティの支えとなってくれます。
一刻も早くツヴァイハンダーの開発に乗り出しましょう。
一方、もう一つの主力となる片手剣に関してはそれほど開発を急ぐ必要はありません。
なぜならカンバーランドにはワームスレイヤー、サイゴ族関係のイベントではスプラッシャーと要所に強力なものが用意されてます。
ですからあまり急がなくても攻撃力を確保できるわけです。
ですから例えば剣を開発したいと言ってきても断って1回戦闘(退却可)をこなしてから
大剣を開発した方が効率的に攻撃力を得られるわけです。
このように無駄無く開発を進めていけば比較的早い段階で攻撃力と防御力のバランスを高くたもてるわけです。

 
2)技の閃きについて

次に、高い攻撃力を得るためには強い技が必要となってきます。
しかし、強い技を閃くのは簡単な作業ではありません。
それでもある程度は閃く時期を早めたり効率よく閃いたりすることは可能です。
そのためにはまず
技の派生をしっかり考える必要があります。
技の中には特別な技からしか派生しないものもあります(例:つむじ風>真空斬り)。
これを知らずに欲しい技があっても閃いてはくれません。
ですから技を閃く際には自分の目的をはっきりさせましょう。

そして次に考えなければいけないことが”相手を選ぶ”ということです。
弱い相手にいくら頑張ってもなかなか技を閃いてくれるものではありません。
また強いからといって必ずしも閃きに強いと言うわけでもありません。
技を閃きやすい相手を選んで技を覚えさせましょう。
ここにいくつか中盤から終盤で技を閃かせてくれやすい敵の例を挙げておきます。

デュラハン(ゾンビ系LV9) ヴリトラ(蛇系LV16) ベインサーペント(水棲系LV16)
首長竜(水棲系LV15) クラブライダー(水棲系LV14) アルビオン(魚系LV16)
トリトーン(魚系LV13) ラムリザード(爬虫両棲系LV14) トウテツ(獣系LV16)
 などなど・・・・

また、序盤においてはシティシーフ関連のイベントで出てくるディープワン に対して戦闘&退却を繰り返すことで、高レベルの技をかなり閃くことができます。
このような固定キャラもただ倒すのではなく有効利用することが重要です。
このように相手を選んだ技習得も心がけましょう。

そして相手だけではなく閃く側のクラスも重要となってきます。
例えばサラマンダーに関しては斧、体術レベルが高いものの閃きに関してはあまり期待できません。
斧ならば武装商船団、体術なら格闘家と使い分けが必要とされます。
ここにそれぞれの武器系統について閃きやすいクラスを書いておきます。
(注:実際にはひらめきのタイプはキャラクタごとに決まっているため、下記のクラスの中にも閃きに適さないキャラが存在します。キャラごとの閃き適正は、外道王さんが調査されていますので、「外道王の部屋」にて御確認下さい)

ホーリーオーダー(男) イーストガード フリーファイター
大剣
イーストガード デザートガード フリーファイター
インペリアルガード
小剣
モール
武装商船団
棍棒
サイゴ族 ホーリーオーダー(女)
自分で得意だと言ってるクラスであれば大差なし
体術
格闘家(ただしネコだましと活殺破邪法に関してはこのかぎりではない)
 
3)実際戦闘を行うにあたって

そしていよいよ実戦です。
2)でも書いた通り強い技を閃かないと高い攻撃力は得られません。
よって戦闘は閃き重視で進めたいものです。
しかし相手も強く素振りばかりはしていられないでしょう。
そこで次の技に
派生する可能性のある技を戦闘に混ぜていきます。
例えばつむじ風なら真空斬りが期待できるし二本射ちならビーストスレイヤーが期待できます。
このように最強の技をぶつけるばかりでなく派生を念頭に置いた攻撃をしていきます。
その他のキャラが強い技を使うか素振りでいいかは状況や相手の強さによって調節しましょう。
そして比較的強力な技を数多く覚えているキャラに無理に閃かせる必要はないわけです。
しっかり強い技で援護しながら戦わせましょう。

また、技が閃かないといった壁に突き当たることも終盤には多いでしょう。
そんな時にはパーティを編成する時点で
その系統が得意なクラスばかりにして5人がかりで 閃きに強い敵と戦うのもテです。
そのパーティは捨てるつもりで戦いましょう。
そうすれば時間を短縮しつつ、強力な技も覚えられるという寸法です。

また、自分が使う技について理解を深めることも重要です。
例えば出現初期のパイロヒドラやマンティスゴッドを倒すのはかなり困難です。
全滅してしまうことも多いでしょう。
しかし技術点や技の閃き、落とすアイテムなどを考えると極力退却は避けたいものです。
そこで剣の空圧波を使えば戦闘はかなり楽に進められます。
このように
敵のHPを削ったり即死させたりするような技をうまく織り交ぜて攻撃をしていくことが重要です。

また、相手を選ぶという面で退却も有効利用しましょう。
はっきり言って技も覚えさせてくれないのに無駄に強い相手もいます。(例:序盤のノスフェラン)
そのような相手からは退却しても構いません。何のメリットもないですから。
それまでにしっかりした強さが身についてればいいのですがそれ以前にはあまり無理をしないようにしましょう。

そしてまた陣形も大きく戦闘を左右する要因です。
攻撃力を重視するならデザートフォックスアマゾンストライクです。
またラピッドであっという間にケリをつけるのもいいでしょう。
ただ、その時のパーティの状況に合わせるようにしましょう。
相手を一掃する力もないのにラピッドがんばっても痛い目を見るだけです。
むしろ防御力まで考えたデザートフォックスがいいでしょう。
また
体術はアマゾンストライクの先頭で最も威力を発揮します。
(最終皇帝のレベル50、アマゾンズトライク先頭で使う千手観音は物理攻撃で最強)
そのような使い分けも考えていきましょう。

そして最後に術師を入れるのを怠らないようにしましょう。
中盤においては明らかに打撃に劣ってしまう術攻撃ですが

ギャラクシーストーンシャワークリムゾンフレアなど は必ず”怒涛の攻撃”の助けとなるはずです。
(特に軍師コウメイのクリムゾンは最強!)
大切に育てましょう。

このようなゲーム展開で最終的にはクイックも高等戦術もなくラスボスに勝つことも可能になってきます。

圧倒的攻撃力を身につけてみませんか?

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