ヴァレンヌ戦隊アヴァレンジャー!! 帝国令003

他の曲を 戻るのじゃ 進むのじゃ  リレミト!!(それはマズイって・・・)

!!注意!! この項の内容はフィクションであり、
実際のゲームではこのような事態は絶対に起きません。(そりゃあそーだ.)

 

−ヴァレンヌ戦隊アヴァレンジャー オープニングテーマ−
「ヴァレンヌ戦隊アヴァレンジャー」
(元:電磁戦隊メガレンジャー)

「ヴァレンヌ戦隊!」
 「アヴァレンジャー!!」

 コペで飛ぼうぜ 五人立ちこぎ皆で揃って
 重力なんて気にしない 気分は最高・・・?
 だけどびっくり 視界がどんどん薄れてく
 なんだか限界 落下の予感
 どつこうぜ ヤキいれようぜ ヒラガに
 行くぜアヴァ!変わるぜアヴァ! 補欠とはおさらばさ
 見ろよアヴァ!決めるぜアヴァ!
 体が勝手に暴れだすんだ 百万倍の御乱心
 俺達アヴァ!アヴァ!アヴァ!ヴァレンヌ戦隊アヴァレンジャー

 ゲームの戦士に・・・ってそれ俺達なんだよ嘘じゃない
 イカれてるこのマスク 気分は最高・・・?
 だけどびっくり ほんとのバトルってこんなんだっけ?
 リセットできちゃう気楽な勝負
 蹴り入れようぜ ぶん殴ろうぜ ヒラガを
 行くぜアヴァ!変わるぜアヴァ! 意識がこんがらがってく
 見ろよアヴァ!決めるぜアヴァ!
 空の彼方に散ったみたいだ 百万倍の反抗心
 俺達アヴァ!アヴァ!アヴァ!ヴァレンヌ戦隊アヴァレンジャー

作:強襲破壊者様

〜ヴァレンヌ戦隊アヴァレンジャー〜
帝国令003:侵入、石の遺跡!
             アウストラストーンを手に入れろ!!
第1話 ネコとタコ

(BGM:「沈没船」スタート!!)
・・・ここはアバロンの地下、
何者も近寄らぬこの場所で今、一つの生命の灯火が消えようとしていた・・・。

「で・・・ビッグマコの調子はどうなの?」
一人の少女の声がアバロンの地下に木霊する。
その声の主はシティシーフ・キャット。皆も知っての通り、アバロンを騒がせた女怪盗キャット・アイの正体だ。
彼女は専属のメカニックに自分の愛機であり親友である、巨大ロボット・ビッグマコの調子を訪ねた。

「いや〜〜、それがどうにも良くないのですわ。」
妙な方言でキャットの質問に答えたのはモンスター・ディープワン。

 モンスター!?モンスターがなぜここに!?と思った読者もいるであろうが、
それは話とともに説明していくので、とりあえず先を読んでいただきたい。

「良くないって・・・ちょっと!しっかりしてよ、タコおじさん!!
 何のためにアンタをメカニックとして雇ったと思ってるの!?」
「タコって言いなさんな!!ワテにはディープワンっチュー、立派な名前がありますねんで!!」

 キャットが某所にてキャッツアイとともにビッグマコを発見した際、メカニックを必要と考えた。
その矢先に出会ったのが、アバロンの地下に住み着いていたディープワンだ。
このディープワン、モンスターの中でも変わり者で、他のモンスターの様に肉食らい、血をすするよりも
メカをいじるのが好きな存在であり(何でもタコとメカは密接な関係にあるらしい。)、
キャットの誘いに二つ返事でOKしたのだった。(↑ホントか? by 乱兄)

「ううっ・・・キャットちゃん・・ボクはもうだめなのニャ・・・。
 ボクが死んだらその灰を崖から海にまいてほしいのニャ・・・。」
「な、なにいってんのよマコちゃん!しっかりして!!」

 前回、我らがアヴァレンジャーのキングコッペリアとの戦い以来、
ビッグマコは調子の思わしくない日々が続いていた。
タコおじさんことディープワンの八本の足・・・もとい、手による整備もむなしく、
ついに立ち上がるのもままならない状態になってしまった。

「ねえ、タコおじさん、何とかならないの?」
「う〜ん、キャットはん。これはいわゆるエネルギー不足っチューやつですわ。」
「エネルギー不足?」

第2話 目指すはアウストラス

「そう、エネルギー不足。ビッグマコはエネルギーを使い切ってしまったんですわ。」
「じゃあエネルギーを補給すれば良いんじゃない?」
「それができたらしてますわ。このビッグマコの動力源は非常に特殊で
 ”アウストラストーン”っチュー、魔法鉱石からエネルギーを
 生成する事によって活動しているっチューわけですわ。」
「ん、それじゃあ早くそのナントカストーンを取り替えてよ。」
「せやから!そのアウストラストーンっチューのは希少金属で、
 現代では容易には手に入らないレア物なんですわ。」
「そんな・・・なんとかならないの!?」
ディープワンは少し、間をおいて答えた。

「キャットはんがビッグマコを発見したアウストラスの遺跡ならあるいは・・・。」
「アウストラスの遺跡・・・わかったわ!これから私が行って、そのアウストラストーンを手に入れてくるわ!」
キャットはそう言うやいなや、脱兎のごとくきびすを返そうとした。が!

「待ちなはれ!キャットはん!!」
「っと・・・何よぉ!?いきなり引き留めないでよ。」
「遺跡に行くんでしたらついでに財宝を二つ三つ、拾ってきなはれ。」
「あ・・・あのねえ・・!こんな時に何言ってんのよ!!いまはそれどころじゃ無いでしょ!!」
「なに言うてますのんや!!」
ディープワンは声を張り上げて言った。

「こんな時やからこそ言うてますねんで!!
 このアバロン地下墓地を改装してビッグマコの発進基地にするために
 かかった費用、いったい後どれだけ借金してると思ってますのんや!?
 おまけに維持費も馬鹿にならへんし・・・。
 ワテの先月分の給料かて、まだもろてまへんのやで!?」
「ううっ!!だ、だからそれは怪盗のほうのお仕事で稼いだお金で・・・。」
「何言うてますのんや!
 このまえ盗ってきた”七英雄七福神の図”かて、鑑定してみたら贋作。
 魔除けの効果はあれど、10クラウンにもならへんっチュー話やないですか!!」

 そう!キャットは借金返済のため、怪盗キャット・アイとなり、価値のある美術品を盗み出していたのだった!!
(くうう、泣かせるのう。ええ話や。 by 乱兄)
しかし実際は偽物であったり、せっかく稼ぎになってもキャットの遊び費用に消えたりしているのだが・・・・。
(へっ?な〜んだ,本末転倒ではないか!!感動して損したな。by 乱兄)

 ディープワンのたたみかけるような連続攻撃にキャットはタジタジだ!!
「しょーが無いじゃない!私だって一生懸命やってるんですよ〜〜〜だ!」
「何言うてますのんや!ただでさえ七英雄の旦那がバタバタやられていくもんやから、
 モンスター業界は今、就職氷河期なんでっせ!!(わ、笑えん・・・。by 乱兄)」
「そんなの皇帝陛下のせいでしょ!私のせいじゃないわよ!!」
「あの〜〜、早く出発して欲しいんニャけど・・・・。」

 こうしている間にも、ビッグマコのエネルギー(LP)は限りなく0に近づきつつあるのだった・・・・。

第3話 出発

(BGM:「帝都アバロン」スタート!!)
キャットは重い足取りでアバロンの町を歩いていた。
「はあ〜〜、とは言ったものの、やっぱ一人で行くのは厳しいなあ・・・。
 あの遺跡結構、モンスターいるのよね〜〜〜。」
ため息をつきながらキャットが歩いていると、ちょうどアバロン新市街のほうから二人の男がでてきた。

「お〜い、キャットじゃねえか。」
キャットを呼んだ男は・・・・
「あっ!エンリケじゃない!!ロンギットの航海から帰ってきてたんだ!!」
キャットを呼んだのは帝国武装商船団に属するエンリケだった。
どうやら航海から帰ってきたらしい。
「ん?いっしょにいるのって・・・ジュウベイ?」
「おお、これはキャットお嬢さん。ご機嫌麗しゅうございまする。(ややナルシスト?・・・笑 by 乱兄)」
もう一人の男は、イーストガード・ジュウベイ。ヤウダ地方出身の曲がった大剣(曲刀)カタナの使い手だ。

「あれ?めずらしいコンビね。ふたりって仲良かったっけ?」
「じつはよ、この前酒場でたまたま相席になったんだけどよ、話をしてみるとこれがなかなか気があってな。
 特に酒の趣味がピッタリなんだよ!」
「うむ。エンリケ殿は実に馬があうでござる。
 今もエンリケ殿が航海で手に入れたという、上質の酒をごちそうになるところだったのでござるよ。」
「ふ〜ん、そうなんだ〜。」
「おっと!キャットはだめだぜ。酒は大人になってからな!!」
「なっ!私は十分大人の女よ!このあふれ出す”フェロモン”がわかるでしょ〜〜〜?」
「フェロモン・・・?ああ、ラムリザードとかが使ってくるあれでござるか?」
「ちが〜〜〜〜〜う!!」
「はははっ!こりゃおもしれ〜や!!」
「笑うなぁ!!」
「はははっ、悪ぃ悪ぃ。ところでお前はどっか行くところだったのか?」
「えっ?私は・・・・そうだ!(ピコーン!!)」
 一瞬、キャットの頭上に電球が飛び出した気がするが、気にしないでおこう。

「ねえお願い!私の友達が死にそうなの!力を貸して!!」
「友達が死にそうだと!?どういうことだ!!?」
「詳しくは話せないけど・・・お願い!!(うるうる)」
「・・・・・ふっ・・・わかったぜ。女の頼みを断ったとあっちゃあ、帝国武装商船団の名に傷がつくってもんだ。
 オーケー!俺に任せな!!」
「おなごの必死の懇願を断るのは武士道に反するという物。拙者も及ばずながら力を貸すでござる。」

 かくして、キャットは二人の強力な仲間とともに、アウストラスへと向かっていくのだった・・・。
(ふふっ、やっぱり”うるうる”が効いたわね♪)
(“うるうる”←こんなタイトルの18禁ゲームがあったような・・・。気のせいか・・・。by 乱兄)

第4話 砂越え雪越えアウストラス

ゴオオオオオオ・・・・・・・(SE:大氷原の吹雪)
ここはアウストラス。メルー砂漠の南に位置する、砂と雪におおわれた不毛の大地・・・・
何者も寄りつかぬこの地に遺跡を目指して進む人影が、一つ・・・二つ・・・・三つ・・・・・。

「おい、キャット。まだつかねえのか?」
「ん、もう。もう少しだってば。」
「しかしその”石の遺跡”ってのはほんとにあるんだろうな。」
「もっちろんだってば!!ずっと前に陛下のお供で他の遺跡を調べてた時に、
 この遺跡の存在を記した文献を見つけたんだから・・・。それに私、一度石の遺跡に行ったことあるしね。」
「で、皇帝陛下にはその遺跡の事、言ったのか?石の遺跡の探索なんかやったなんて聞いた事ないけどな。」
「え?教えてないよ。陛下には。」
「何?」
「だって私がみつけたのよ。つまり石の遺跡のお宝は私のものじゃない?」
「お・・・お前なあ・・。」

 あきれ果てるエンリケ。
それと関係あるのかどうかは知らないが、アウストラス・雪原地帯の吹雪がいっそう激しくなってきたようだ。
吹雪の冷気はは三人を容赦なく襲う。

「うおお・・・・さ・・・寒いぜ・・・。ジュウベイ、お前寒くねえのか?」
「ヤウダにこんなことわざがあるでござる。心頭滅却すれば火もまた涼し。その逆も正なり。」
「・・・知ってりゃ平気なの?」
「それはまた別の話でござるよ。ハ・・・ハックション!!」

 途中、何度かの休憩を挟みつつ(どこで休憩してたの? by 乱兄)、
三人はアウストラスを南へ、南へと進んでいった・・・。そして・・・・

「見えてきたわ!あれが”石の遺跡”よっ!!」
「こ・・これが・・・・。」
「石の遺跡・・・!!」

 巨大な四角錐の形をした建物がそこにあった・・。(ピ,ピラミッド!?(^^; by 乱兄)
そう、これが氷の遺跡、砂の遺跡、雪の遺跡に続く、アウストラス第四番目の遺跡、『石の遺跡』である・・・・!!

「石の遺跡・・・ここにいったい何が・・?」
「何か異質な気を感じるでござる・・・。」
「いくわよみんな!準備は良い!?」

 石の遺跡、それが持つ真の意味をこの時、三人はまだ知る由もなかった・・・・。

第5話 立ちふさがる壁

(BGM:「古代遺跡」スタート!!)

カツーーン・・・カツーン・・・・

三人は石の遺跡に侵入、その内部を探索していた。

「なんか化け物でも出て来そうな感じだな・・。」
「あ、怖いんだ?エンリケは。」
「ば、馬鹿言うんじゃねえ!!このくらい、ロンギット海の嵐のおっかなさと比べたら、まだまだってもんよ!!」
「はいはい。わかったてばぁ。」
「ふんっ・・・。」
「まあまあエンリケ殿・・・・。ところでキャットお嬢、拙者達はどこに向かっているのでござるか?」
「ん〜?この先にある大広間よ。この前来たときは、そこまでしかいけなかったの。」
「えっ、全部は探索してねえのか?」
「うん。だってこの遺跡広いし、それに大きな扉を見つけたんだけど、私の力じゃ開かなくって・・。」
「左様でござったか。」

 その後、しばらく歩き続けた三人の目の前に下り階段が見えてきた。

「さ、この階段を下るのよ。」
「下り階段?俺はてっきり上の方に行くのかと・・。」
「うん、それがね、どうやらこの遺跡は私たちが思っているよりもずっと大きいみたい。
 私の見たところ、この遺跡は大部分が地下に埋まっているのね。
 私たちが地上で見たのは四角錐の先端部分なのよ。」
「地上で見た限りでも相当な高さがあったというのに・・・。
 この遺跡はいったいどれほどの巨大さを誇っているのでござろう・・・。」

 遺跡のあまりの巨大ぶりに驚きつつも、階段を下り続ける三人。
数分ほど下り続けると、ようやく目的の部屋が見えてきた。

「着いたわ!」
「ここがその大広間か?」
「そうよ、ここでビッグマコを・・・んん!!ゲフンゲフン!なんでもない・・。」
「キャットお嬢?」
「な、なんでもないわ!ほ、ほら!あれが言ってた扉よ!ささ・・行こ行こ!!
 (ふ〜、ビッグマコの事や私がキャット・アイだって事は秘密なんだから気をつけよ〜〜っと。)」

 三人は扉の前に歩み寄った。近くで見ると4,5メートルほどの大きさであることが解る。
「さあ!開けてみて!!」

第6話 古代人の知恵?

3人の前に頑丈な扉が立ちふさがる!!

「よしっ!ここは俺に任せときなキャット。ロンギット海で鍛えたこの俺のパワーを見せてやるぜ!!」
 (↑でも腕力17・・・(T_T) by 乱兄)
「うん!がんばって!」
「よし・・・・うりゃああああぁぁぁぁぁ!!!」
エンリケがその渾身の力で扉を押すが、一向に開く様子は無い。

「んがあぁぁぁぁ!!・・・ひ、ひらかねえ・・・!!」
「頑張れ!男の子!!」
「んぐぐ・・・ゼエゼエ・・・だめだ。ビクともしねえ・・・。」
「ぶ〜〜☆エンリケ、へちょ〜〜〜い。(←こんな言葉あるの? by 乱兄)」
「う〜む・・・ヤウダには“押してだめなら引いて見ろ。”という諺がござる。もしやその扉、引き戸なのでは?」
 (↑ってゆ〜かお主もやりなさいよ。 by 乱兄)
「う〜ん・・・じゃあ引いてみるぜ?・・・おりゃあああああ!!!」
押してだめなので引いてみたエンリケ。しかし、残念ながら結果はいっしょだった。

「だ・・・だめだ・・・押しても引いても全然だめだぞ。」
「んんっ!じゃあじゃあ、ふすまみたいに横にスライドさせてみたら?」
「んな訳ねえと思うが・・・。うりゃっ!!」

・・・・・・・・・・・。

「だめ・・・・・だ。」
「ああんもう!!どうして開かないのよ!!」
「まあまあ・・・ここは気分を変えて腹ごしらえでもしようでござる。」
「あ〜〜〜、そういや朝からなんも食ってねえなあ・・・・。」
「アタシも〜〜〜〜。おなか空いたよぉ。」
「ほらほら、とりあえずこのおむすびでも食べるでござるよ。」

 ジュウベイはそう言って、袖の下から握り飯をいくつか取り出した。(どこに入れてるんだよ・・・。(^^; by 乱兄)
「あっ、わたし鮭がいいなっ♪」
「ふふふ、あわてなくても鮭・たらこ・梅干しと、バリエーションも豊富でござるよ。」
「お前・・・・いつもそんなん持ってんのか?」
「いかにも。戦士たる者、常に戦いのための準備をしておかなければ。食料もまた、しかり。」
「はあ・・・・もうどうでもいいや。俺にはたらこくれ。」
「ジュウベイ〜〜。お茶〜〜〜〜。」
「はいはい。ちょっと待つでござるよ。」

 ジュウベイは反対側の袖から水筒を取り出した。(忍者か,お主は?? by 乱兄)
「お前の袖はどうなってんだよ・・・・。」

 満腹感に浸る3人、その時キャットは言った。
「ねえ・・・もしかして、あの扉・・・”シャッター”だったりして・・・。」
「へっ??」

第7話 アレ

カツーン・・・カツーーーン・・・

薄暗い通路に足音が響く。
「だいたいよお〜!なんであれがシャッターなんだよ!
 あの取っ手は何だったんだ?それに真ん中の切れ目は何なんだ!?」
「もういいじゃな〜〜い。結局開いたんだし。しつこいと女の子にもてないよ〜。」
「納得いかねえ!俺は納得いかねえからな!!」
「しかしあの扉・・・持ち上げてみるととても軽かったでござる・・・。
 押したりしたときはものすごく重く感じたのに・・・。古代人の技術・・・・おそるべし、でござる。」
とにかく3人は、遺跡の奥へ奥へと進んでいった。

「そういやあ、その友達を救うのに必要な”アウストラストーン”って、どういう形してんだ?」
「えっ?・・・・・あ!!聞くの忘れた・・・。」
「おいおい・・。」
「あはは〜〜〜、ゴメンゴメン。」


ガタン!

「何の音?」
「うん?拙者の足下の床石が鳴ったような・・・。」


ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ・・・・!!

「な、なんだ!?地鳴りが!!」
「ま、まさか・・・お約束の”アレ”!?」
3人がおそるおそる後ろを振り向くと・・・・・、やっぱり!巨大な岩の玉が転がって来た!!
(BGM:「迫り来る危機」スタート!!)

「やっぱりこれか〜〜〜!!!!」
「に、逃げるでござるよ!!」
「いや〜〜〜ん!もう、やだ〜〜〜!!!!」


ゴロゴロゴロ・・!!

岩玉は3人を追いかけてくる!!
しかもお約束通り通路は一本道、横によけれるほどの幅も無い!!

「ジュウベイが踏んだ床石がスイッチだったのよ〜〜〜!!」
「め、めんぼくないでござる〜〜〜!!!」
「おい!それより行き止まりだぞ〜〜!!!」
エンリケの言うとおり、目の前には壁が!!このままではペシャンコだ!!!

「くっ!二人とも!!ここは拙者に任せるでござるよ!」
ジュウベイはそう言うと立ち止まり、岩の方に振り返った!!

「ジュウベイ!!」
キャット・エンリケをよそに、岩玉はぐんぐんジュウベイの前に迫ってくる!!

「・・・・・・・(ピコーン!!)ここだっ!!」


シャキイィィィィィン・・・・・。

刀の金属音が通路に木霊した。すると次の瞬間!!岩玉は真ん中から二つに割れた!!
(BGM:「勝利!!」)
「ふっ・・・またつまらぬ物を斬ってしまった・・・・・で、ござる」
ジュウベイは今最高に、輝いていた。

第8話 罠にワナワナ

(BGM:再び「古代遺跡」)
あれから別の通路を発見した3人、さらに奥を目指していた・・・。
「・・・にしてもさっきはやばかったなあ〜。次からは気をつけようぜ。」
「そうでござるな。この先、どんな仕掛けが待っているやもしれぬし・・・。」
「とにかくっ!!先を急ご〜〜〜!!!」


ガタンッ!!

「・・・・・。」
「今・・・スイッチ踏んだだろ、キャット。」
「・・・・・やばっ。」


ドゴゴゴゴ・・・・!!

その時だった!なんと、天井が3人を押し潰さんとする勢いで下がってきた!!
(BGM:再び「迫り来る危機」)
「やべえっ!全員で支えろ!!」


ドゴーーーーン!!

「うおおっ!お、重てえ・・・!!」
「このままじゃ潰されちゃうよぉ!!」
「おのれ・・・・。むっ!!、あれは・・・!?」
ジュウベイは視線の先、約十メートル先の壁にスイッチを見つけた!!

「あ、あのボタンを押せばこの仕掛けは止まるでござるよ!!」
「でもあんな遠くのどうするの?一人が走って押しに行ってたら、
 その間に他の二人は潰されちゃうわよ!とても間に合わない!!」
「ここは俺に任せな!」

 エンリケはそう言うと携帯していた斧を取り出した。
「ジュウベイ!少しの間がんばってくれ!!でやあっ!トマホーク!!」
エンリケの放ったトマホークは一直線にスイッチにむかって飛んでいき、見事スイッチをオフにさせた!

「エンリケ!やるじゃない!!」
「へっ!俺のトマホークは狙った獲物は逃さねえ!!」
(BGM:「勝利!!」)
無事、落下天井のトラップをクリアし、さらに遺跡の奥へとすすむ3人。
(BGM:「古代遺跡」に戻る)
しかし、無事に事が進むわけはなく・・・


ガタン!

「今度は何だぁ!?」
その発言に答えたのであろうか、なんと3人の背後からファイアストームばりの炎の波が押し寄せてきた!!
(BGM:例によって「迫り来る危機」)

「でえええぇぇぇぇ!!」
「あれに飲み込まれたら黒こげよ!!」
「は、走るでござるよ〜〜!!」


ゴオオオオオオ・・・・!!!!

一難去ってまた一難。3人の石の遺跡探索は多難を極めるのであった・・・・。

第9話 水も滴る・・・

(BGM:とりあえず「古代遺跡」)
「・・・はあ・・はあ・・はあ・・・・。なんとか助かったようね〜〜。」
炎の波に襲われた3人。あれからどこをどう走ってきたかは覚えていないが、何とか無事逃げ切った模様である。

「ふ〜〜〜、なんにしても助かって良かったぜ。」
「そうでござるな。では!気を取り直して行くとするでござるか!!」

 罠をかいくぐり心機一転、ジュウベイは大きな一歩を踏み出した!!
が・・・・それがいけなかった・・。


ガコッ。

「・・・・。」

ドドドドドドド・・・・!!

(BGM:「迫り来る危機」)
 もうこれで罠の解説は何度目かよくわからないが、
とにかく今度はメイルシュトローム並の水流が、鉄砲水のごとく押し寄せ来た。

「炎の次は水かよぉぉぉぉぉ!!!!」
「呪われてんのかな・・・?私達。」
「と、とにかく走るでござ・・・!!」
言うが早いか、水流は3人を飲み込んだ!!(そりゃあそ〜だ. by 乱兄)

「ガボガボガボガボ・・・・・!!」
「ゼッジャオヨゲナヒデゴジャルビョ〜〜!!(拙者、泳げないでござるよ〜〜!!)」
「(ロンギット海の荒波を思い出すぜ・・・・。ん?これって走馬燈!?)」


ドドドドドド・・・・

3人は荒波(?)に飲まれていった・・・・。

(BGM:「古代遺跡」)
「・・・・ううっ・・。」
キャットのまぶたが開き、そのクリクリとした可愛い瞳が光をとらえた。
「ん・・・・、生きてる・・・?」
キャットはあたりを見回した。近くにはエンリケとジュウベイが横たわっている。

「二人とも!しっかりして!!」
「ん・・・。へっ、天使がいるぜ、ここは天国かぁ?」
「何馬鹿言ってんの!!」
「う・・・ここは・・拙者達は助かったのでござるか・・・?」
「どうやら運が良かったみたいね。でも、ここは・・・・?」
キャットは再びあたりを見回した。
すると、さっきは二人のことで気がつかなかったが、部屋には大量の宝箱が安置してあるではないか!!

「二重についてるっ☆ここは宝物庫よっ!!」
「おっ!アメジストの斧見っけ!!」
「こっちは妖刀龍光でござる!!」
「ああっ!二人ともずるいわよ!!」

二人に負けじとキャットは一つの宝箱に手をかけた。
「ん・・・?何これ?宝石・・?」
その時だった!!

第10話 変身!キャット・アイ!!

(BGM:「クジンシーとの戦い」スタート!!)
ドゴゴゴゴゴ・・・!

「我が主の宝をあさるのはお前達か!?」
「こ・・・これは!!」
「宝を守る守護者よ!!」
「それは神聖なる古代の力を宿した、聖なる魔法鉱石アウストラストーン、
 貴様らごとき、下等な種族が手にして良いものでは無いわァ!!」
「あ、これがアウストラストーンか。」
「うん、言ってるしね。」
「我が主の命令だ・・・。生きて帰さん!!」
怒り狂う守護者の攻撃!!その手にした大剣がキャットに襲いかかる!!

「きゃああああ!!」
「キャットお嬢!あぶないっ!!」
即座に反応したジュウベイはキャットの前に躍り出た!!
しかしその体は守護者の大剣によって吹き飛ばされる!!

「ぐはっ・・・・!」
「ジュウベイ!!・・・この野郎ーー!!」
壁にたたきつけられ、ぐたりととするジュウベイをみて、興奮したエンリケが斧を構えて守護者に飛びかかる!!
「フンッ!!甘いわァ!!」


ブウウウンッ・・・!

守護者のすさまじい剣撃がエンリケを襲った!!

「ぐわあああっ!!」
「エンリケ!!」
守護者の大剣に吹き飛ばされるエンリケ。
その耳にキャットの叫びが伝わっているかどうかは定かではない。

「次はお前の番ダ・・・・!!」
「くううっ・・・!!」
「キ・・・キャット・・・に、逃げろ・・・!!」

 その時、キャットは決意をした。
「仲間をおいてなんか逃げられないわ・・・。見てなさい守護者・・・。私の真の姿を見せてあげるわ!!」

キャットはポケットからキャッツアイを取りだし、右手にかかげた!!
「妖力収束!解放!!アウストラスエナジー!!!まじかる・ちぇ〜んじ☆」
(ちゃちゃっちゃ〜〜ちゃちゃちゃ〜〜〜♪  BGM:・・・すまぬ,「サラのテーマ」しか思いつかん)
キャットがコマンドワードを唱えると、アクセサリ『キャッツアイ』の魔力が解放されキャットを光が包みだした!!

「変身完了!美少女怪盗キャット・アイ、華麗にお出ましいっ!!」
「な・・・なんと!!」
「キャットはあの怪盗キャット・アイだったのか!!」
「かかってらっしゃい守護者!!絶対に許さないんだから!!」

第11話 絶体絶命!!

(BGM:「バトル2(RS1)」スタート!!)
「ぬうゥ!そ、その姿ハ!!さては貴様、神聖なるアウストラスの秘宝を手に入れたのかァ!!」
「秘宝だかなんだかしらないけど、これは私が手に入れたんだから私の物よ!!
 そんなことより、覚悟しなさい!!」
「おのれぇぇぇぇぇぇェ!!下等な人間の分際で、雄々しき古代の戦士達のアイテムを汚すとはァ!!
 ますますもってゆるさんン!!成敗してくれるワーー!!」
「成敗されるのはそっちの方よ!!ハァッ、プラズマスラスト!!」
キャット・アイの小剣から発せられる衝撃波が、守護者の強固な体にダメージを与える!!


ズガズガッ!!

「グオオ!!・・・おのれこしゃくナ!!これでも食らえィ!!」
守護者は大きく振りかぶると、手にした大剣でキャット・アイに襲いかかった!!

「なんのっ!!この身軽な私に、そんなオーバーアクションの攻撃は当たらないわよ!!」
見事なまでの動きでキャット・アイはひらり、と守護者の攻撃をかわす!!

「おのれェ!!虫けらの様にチョロチョロト・・・!!」
怒りで興奮する守護者はさらに大剣を振り回すが、
キャット・アイの素早さに、守護者の苛立ちも手伝って攻撃は一向に当たらない!!
「あははっ!どこねらってんの〜〜?攻撃って言うのはさ・・・・こうやるのよっ!!」


ドゴッ!

攻撃に気を取られ、がら空きになった守護者の腹部にスネークショットが炸裂!!
「グアアア!!調子にのりおっテ・・・!!これでも食らえ、ガアッ!!」
守護者は口から毒霧を吐きつけた!!

「きゃあああ!!」
「キャット!!」
「キャットお嬢!!」

「グハハ・・・動けまイ。人間の分際で粋がるからダ!・・・では死ネ!!」
守護者は大剣を両手で、キャット・アイに向かって構えた。

「うう・・・か、体が・・・ダメ・・このままじゃやられる・・。」
「キャット・・・!!ちくしょう!俺にもっと力があれば・・・!!」
「キャットお嬢を・・・守らなければ・・・!!」
その時!!二人の持っていたアメジストの斧と妖刀龍光が輝きだした!!

「フハハハハ!!これで終わりダ!!」
「ダメ・・・やられる!!」
キャット・アイが守護者の大剣の手にかけられようとしたその時!!


ビュンビュンビュンビュン・・・ズガアッ!!

「ぐはあッ!!何ダ!?」
どこからともなく飛んできたトマホークが守護者の腕に深々と突き刺さった!!
「そこまでだ守護者!!」

第12話 新戦士誕生!!

(BGM:「ホークのテーマ(RS1)」スタート!!)
「それ以上キャット・アイに手出しはさせねえ!!」
「な、何者ダ!!」
「俺の名は”怪盗紳士アルセーヌ・エンリパン”!!」
守護者がエンリパンと名乗る男に注目していたその時!!

「すきありっ!!」


ズバアッ!!

「グワアアアアアッ!!」
閃光のような鋭い一撃が守護者の腕を切り落とした!!
「ふっ・・・・またつまらぬ物を斬ってしまった・・・でござる。」
「あ・・・あなたは?」
突如、目の前に降ってきた男。
「拙者の名は”天下の大泥棒イシカワ・ジュウベエモン”!!義によって助太刀いたす!!」

「エ・・エンリパンにジュウベエモン・・・!!
 あ、あなた達もしかして、いや、もしかしなくてもエンリケとジュウベイね?」
「ああ、まさにその通りだ。」
「さっき『キャットお嬢を助けたい』と、強く願った時、
 突然、それぞれが持っていた武器が輝きだしたのでござるよ。」
「で、気がついたらこんな姿になっていた、ってわけさ。」
「ふ〜ん・・・でもそのド派手なスーツと、忍び装束もどきの姿はなんとかならなかったの?」
「お前が人のこと言えんのかよ?」
「私のは可愛いからいいの。」
「お二人共、そんなことより奴が動き出した様でござるよ。」

「ウゴオオオオオ!!お、おのレ!!そろいも揃って、我が主の財宝を汚しおっテ!!
 絶対にゆるさン!皆殺しにしてくれるわァーーー!!!」
片腕を失いながらも、守護者は再び立ち上がり三人に襲いかかってきた!!

(BGM:再び「バトル2(RS1)」)
「きやがったぜ!デカ物がよぉ!!」
「我ら三人の力・・・見せつけてくれようぞ!!」
「よ〜し、エンリパン、ジュウベエモン!!いっくよ〜〜〜!!」
三人は武器を手に取り、守護者の周りに散開した!!

「くらいやがれ!トマホーク!ヨーヨー!!スカイドライブ!!!」
「ならば拙者も!落月破斬!水鳥剣!!ツバメ返し!!!」


ドゴゴゴッ!ズガッ!!ズバシイイイッ!!!

「ぐおおおおおっ!!」
嵐のような攻撃に守護者は大打撃を受ける!!
「さっきはよくもやってくれたわね!!乱れ突きぃぃぃぃ!!!」


ドガガガガガガガガ!!!

「よ〜し!このまま一気に決めるわよ!!」

第13話 勝利の文字を刻め!!

エンリパン・ジュウベエモンの参戦により、形勢は逆転した!!

「グオオ・・・お、おのれ・・・下等な人間どもメ・・・!!」
「へっ!!言ってな!この石人形野郎!!」
「オノレ・・・私は負けるわけにはいかン!!・・・”時”がくるまでわたしはこの遺跡を守らねばならんのダ!!」
そう言うと守護者はポーズを取りだした。

「何やってんだこの野郎?」
「我が主から与えられた魔力・・・その全てを今ここに!!」


ゴゴゴゴゴゴゴ・・・!!

守護者が魔力を集中し始めると、周りの大気がふるえ始めた!!

「むっ!いかんでござる!!
 奴め、己の命とも言うべき全魔力を凝縮させて、パワーを暴走させるつもりでござる!!」
「グハハハハ・・殺してやル、ころしてやル、コロシテヤル、
 殺スころスコロス殺スころスコロス殺スころスコロス・・・・コロス!!」
守護者の魔力が暴走を起こし始めた!!

「ちょっとお!なんかやばいんですけど!!」
「コロスコロスコロスウウウウウウ!!」


ドガアアアアアアア!!

守護者の強力なパンチが床を砕いた!!
「ちいっ!トマホーク!!」


カキンッ!!

「何っ!きかねえ!!」
「コ・・・コロス・・コロスウウゥゥゥゥゥゥゥ!!」
「か、完全にイっちゃってるよお!!」
「何という攻撃力に防御力!!二人とも、ここは協力して一気に決めるでござるよ!!」
「わかったわ!」
「よしっ!いっちょやってみるか!!」
三人は陣形を組み、武器を構えた!!

「三人の呼吸を一つにするのよ!!」
「一撃にすべてをかけるでござる!!」
「きたぜ!!」
三人に向かって暴走した守護者が突進してくる!!
「コロスコロスコロスゥゥゥゥゥゥ!!」
「いまだ!!」


『必殺!トリプレット・ファイナル・レター!!』
ズガアアアア!!


それぞれの渾身の一撃が合わさり、守護者の体に巨大な”Z”の文字が刻みつけられた!!
「グアアアア!!こ、こんなハズでは・・・グギャアアアアア !!!」
守護者の体は強力なダメージに耐えきれず粉々に砕け散った・・・。

エピローグ

ゴオオオオオオ・・・・・・・(SE:大氷原の吹雪)
ここはアウストラス。メルー砂漠の南に位置する、砂と雪におおわれた不毛の大地・・・・
何者も寄りつかぬこの地を進む人影が、一つ・・・二つ・・・・三つ・・・・・。

「いや〜、それにしても一件落着だわ!アウストラストーンも手に入ったし、これで万事オッケーね☆」
「に、してもよぉ。びっくりしたぜ。まさかキャットがあの怪盗キャット・アイだなんてよお。」
「ああっ!そうだそのことなんだけどさあ、・・・・私達三人で組んでみない?」
「え?怪盗団をかぁ!?」
「そ、いいじゃない!せっかく二人も変身できるようになったんだし、
 美少女怪盗・怪盗紳士・天下の大泥棒でぶいぶい言わせていこーよ!!」

 エンリケはしばし考えたが・・・。
「まあ・・・しかたねえな、断るといろいろ面倒だし、それになかなか面白そうだしな!!」
「ホント!?やったあ!・・・もちろんジュウベイもいいよね?」
「むう・・・本来、盗みなどは武士として恥ずべき行為でござるが・・・。
 二人が人としての一線を越えないよう監視しておかなければならないでござる。
 あまり気が進まないでござるが、拙者も仲間になるでござるよ。」
「やったあ!これで今日から私達は仲間ね!!」
キャットは嬉しさのあまり飛び跳ねて喜んだ。

「へへっ、ところでよキャット、名前はどうするんだ?チームの名前は。」
「あ、それなんだけどさ、”キャット・アイ+2”ってのはどう?」
「却下!!」
「え?+αのほうがよかった?」
「ちがーう!!」
「ん、じゃあじゃあ”キャット・アイとそのしもべ達”に決まりっ!」
「駄目!」
「キャット・アイと愉快な仲間達!!」
「ボツだーーー!!!」
「え〜っと、じゃ〜ね・・・・・・」
「もうやめろ〜〜!!」
「はあ〜〜〜先が思いやられるでござるよ・・・。」

 アウストラスに日が沈む・・・・。
仲間となることを約束した三人はそんな調子で帰路についていくのだった・・・。

−ヴァレンヌ戦隊アヴァレンジャー エンディングテーマ−
「チグハグ哀愁ロード」
(元:高速戦隊ターボレンジャーED「ジグザグ青春ロード」)

(アヴァ・アヴァ・アヴァレンジャー)
 倒れかけても逃げられないぞ 召雷なんてヤダ
 君も(君も!) 君も(君も!)
 君も一緒に ヒラガシバき倒したれ
 (レッド!ホワイト!)ちょっとキレてる
 (ブルー!イエロー!ピンク!)危険な奴らさ
 これが狂気だよ
 チグハグ哀愁ロード ヤケです宣言ずっと・・・
 アヴァレンジャー

作:強襲破壊者様 

次回予告!!

(BGM:「きょ・う・じゅのテーマ」スタート!!)
今年もアバロンに慰安旅行の季節がやってきた。
今年の旅先は秘境、ヤウダ温泉。
心安らぐ温泉街で、日頃の戦いの疲れを癒すヘクター達だったが、
そんなバレンヌの戦士達一行を狙う巨大な影が!!
はたして、アバロンの戦士達の運命は!?

次回、


帝国令004:

『湯けむりの中の戦い!ヴァレンヌ戦隊東へ!!』


に、「ロマンシングチェーーーーーーンジ!!」

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